前ページ「写真で分かるEMの効果」で紹介しました、プールを綺麗にし、野菜を美味しく丈夫にした『EMとは?』一体“何者”なのか?
それをここで見ていきたいと思います。
- EMとは、
- EM Effective(有効な) Microorganisms(微生物たち)
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の略で、乳酸菌や酵母菌、光合成細菌など、私たちとって有益な“善玉菌”が集まっているものです。
どれも身近な微生物ですが、それらが共存することによりそれぞれの微生物の力が上がる。
それがEMです。
EMを活用したEM技術は1982年、比嘉照夫博士によりその基礎が確立されました。
- UN United(連合した) Nations(国々)
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国際連合もその略称をUNと表記しますが、それとすこし似ていますね^^
『EM菌』という、一つの未知なるすごい菌がいるわけではありません。
乳酸菌や酵母菌など、私たちが昔から乳製品や味噌などとして親しみ、健康を維持してきた微生物。
そのような微生物が共存した、“良い微生物連合”とでもいうべきそれを、EMというのです。
・・・EMはそのような微生物の集まりなので、とても安全なものです。
また、我々に身近な材料を元に生きていける微生物が集まっているものなので、EMは誰でも簡単に増やし、活用することが出来ます。
そんなEMの活用方法を、次ページ「EMの活用方法」で具体的に紹介していきたいと思います^^
【用語補足】
- 乳酸菌・・・ヨーグルトや漬けものなどでおなじみの微生物。
乳酸菌が生み出す乳酸は悪玉菌を抑制する。 - 酵母菌・・・お酒づくりでも活躍している微生物。
有機物からアミノ酸や生理活性物質を生み出す。 - 光合成細菌・・・アンモニアをアミノ酸に変えるなど、
悪臭のもとを抑制する微生物。EMでは中心的存在。