『EM』をご存知ですか?
当ホームページにも幾度か登場するこのEMという言葉。
「名前だけなら聞いたことがある」という方は圧倒的に多いでしょうが、具体的にどのようなものなのか、ご存じない方も多いと思います。
そんなEMが、例えば私たちの新潟県でのように活用されているのか?
- まずはこちらの写真をご覧ください!!
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とある県内の小学校の、プール掃除前の写真です。
プールには前もってEMを投入しました。
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水を抜いた直後、まだプール掃除の「プ」の字も始まっていませんが、普通なら壁面にこびり付いているはずのあの頑固な“藻”や臭いは既になく、長年教員をなさっていて、この学校で初めてEM投入をしたプールの様子を見たという先生は、とても驚いていました。
藻に悩まされながら沢山の洗剤をつかって壁面をゴシゴシこすり、ヌルヌルに幾度も転倒しながら長い時間をかけて行ったプール掃除。
しかも藻を取れやすくするため、事前に大量の薬剤を投入しなければなりません。学校によってはそれら薬剤の溶けた水が田圃の用水路に流れたり、川にじかに注ぐ所もあります。
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しかし、プール掃除1か月前と10日前にEMを投入したことで、薬剤を使うことなく、頑固な藻や臭いは格段に抑えられ、この日、わずか45分でプール掃除は終了したのでした。
EMで生ゴミを発酵させてつくる「EM生ゴミ発酵堆肥」。
新潟県でも大規模に「EM生ゴミ発酵堆肥」を作っている会社があります。
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写真の大根は、そんな「EM生ゴミ発酵堆肥」で育った大根です。
農薬を使わなくても虫食いが殆ど無く、葉の一枚一枚がしっかりと元気に育っています。
また、「EM生ゴミ発酵堆肥」で育てた長ネギには赤錆病(あかさびびょう)がありませんでした。
「EM生ゴミ発酵堆肥」で育てた野菜を取り入れた、県内のそれぞれの現場での話も聞きました。
例えば学校では、子供たちが給食を残さなくなり、欠席率も低下したそうです。
また、「EM生ゴミ発酵堆肥」で育てた野菜を店頭に並べたスーパーでは、野菜がその日のうちに大体売れて、万一売れ残ったとしても鮮度が長持ちするので、翌日も新鮮な状態で売り場に置くことが出来るのだそうです。
個人で家庭菜園をなさっている方々の中にも、自分の家から出る生ごみを発酵させ肥料にするなどして、EMを活用している方が多いです。
・・・この他にも、EMが活躍する場は数多くあります。
知っている人は知っているEMの活用とその効果。私たちの故郷でもEMは大活躍です。
写真とともに見てきたEM活用の場面とその効果。
さて、そのEMとは一体“何者”なのでしょうか、次ページ「EMとは?」で紹介していきたいと思います。