説明
- 生活の中で出る廃油。
- これで良質な石けんが出来るとすれば、“ゴミや汚染源の減量化”と“廃油の資源化”が実現できる、まさに一石二鳥のエコとなります。
- またEM廃油石けんは、知っている人はその性能を知っているので、贈るととても喜ばれるとおもいます。
- そんなEM廃油石けんの作り方を、以下に紹介します。
EM廃油石けんの作り方
【用意するもの】
『道具』
- カセイソーダを
溶く容器
(2L以上)
- 廃油とカセイソーダ溶液
を混ぜる容器
(10L以上)
- 石けんの型枠
(1Lの牛乳パックの場合、
5個程度。タッパー等でも
代用できます。)
『材料』
- [廃油] 3.3L
- [米のとぎ汁EM発酵液] 1L
(EM活性液でも可)
- [カセイソーダ] 450g
- [EMセラミックス(テラC等)] 約100g
(無くてもかまいませんが、加えることで品質の高い石けんになります。)
【注意事項】
- カセイソーダは劇薬なので、作業中、手についたり目に入らないように注意しましょう。
- 作業は換気の良い場所で行い、マスクや手袋をして、肌を露出しないような服装で行ってください。
- 道具は、カセイソーダと反応しやすいアルミや銅素材のものは避け、ステンレスやホウロウ素材のものを使用してください。
- 作業中に溶液や石けんが手についたら、水道水でしっかりと洗い流してください。
【手順】
「1」
カセイソーダ450gを容器(2L以上のもの)に入れます。
※作業の時は必ず手袋を付けてください。
「2」
米のとぎ汁EM発酵液をゆっくり入れ、カセイソーダを溶かします。
※熱が出てガスが発生しますが、吸い込まないようにご注意ください。
「3」
カセイソーダ溶液を棒でかき混ぜて反応熱を冷やします。
※EMセラミックスは、この時点で加えてください。
「4」
廃油3.3Lを量り、容器(10L以上のもの)に入れます。
「5」
「4」に「3」で作ったカセイソーダ溶液をゆっくり加えます。
※目安として1Lの溶液を5~10分かけて加えていきます。
「6」
棒で約30分かき混ぜます。
目安はマヨネーズのような状態が目安です。
※気温・湿度・油の状態によって多少の誤差があります。
「7」
牛乳パックに流し込みます。
この時、焼酎などの大きめのペットボトルの口を切り取って、じょうごにすると簡単にできます。
バケツ等に入れて倒れないように固定します。
※作業の時は必ず手袋を付けてください。
「8」
半日~3日ほど経過したら、牛乳パックの腹を時々押してみて、ようかん程度の固さになったらパックを切り開いて取り出します。
※作業の時は必ず手袋を付けてください。
「9」
石けんを包丁などで切り分けて日陰で1ヶ月間熟成させ完成です。
【ポイント】
- 比較的あたたかい時期につくるのが理想です。
- 作りたての石けんはアルカリ性が強いので、必ず1ヶ月以上熟成させてから使用しましょう(「9」の工程)。
株式会社EM研究機構 様より許諾を得て、転載および引用しております。
EM液体石けんの作り方
以下に、【EM液体石けん】の作り方も紹介します。こちらも作ってみてください。
【用意するもの】
『道具』
- カセイソーダを
溶く容器
(2L以上)
- 廃油とカセイソーダ溶液
を混ぜる容器
(10L以上)
- 石けんとお湯
を混ぜる容器
(30L以上)
- 小分け用の容器(2Lのペットボトルで15本程度)
『材料』
- [廃油] 3.3L
- [米のとぎ汁EM発酵液] 1L
(EM活性液でも可)
- [カセイソーダ] 450g
- [EMセラミックス(テラC等)] 約100g
(無くてもかまいませんが、加えることで品質の高い石けんになります)
- [お湯] 20~25L(石けんの容量の4~5倍)
【注意事項】
- カセイソーダは劇薬なので、作業中、手についたり目に入らないように注意しましょう。
- 作業は換気の良い場所で行い、マスクや手袋をして、肌を露出しないような服装で行ってください。
- 道具は、カセイソーダと反応しやすいアルミや銅素材のものは避け、ステンレスやホウロウ素材のものを使用してください。
- 作業中に溶液や石けんが手についたら、水道水でしっかりと洗い流してください。
【手順】
「1」
カセイソーダ450gを容器(2L以上のもの)に入れます。
※作業の時は必ず手袋を付けてください。
「2」
米のとぎ汁EM発酵液をゆっくり入れ、カセイソーダを溶かします。
※熱が出てガスが発生しますが、吸い込まないようにご注意ください。
「3」
カセイソーダ溶液を棒でかき混ぜて反応熱を冷やします。
※EMセラミックスは、この時点で加えてください。
「4」
廃油3.3Lを量り、容器(10L以上のもの)に入れます。
「5」
「4」に「3」で作ったカセイソーダ溶液をゆっくり加えます。
※目安として1Lの溶液を5~10分かけて加えていきます。
「6」
棒で約30分かき混ぜます。
目安はマヨネーズのような状態が目安です。
※気温・湿度・油の状態によって多少の誤差があります。
「7」
容器(30L以上のもの)に「6」で作った石けんを流し込み、2~3日熟成させます。
「8」
表面がようかん程度の固さに固まったら、お湯を20~25L(石けんの容量の4~5倍)加えて、棒などを使いよく溶かします。
「9」
その後、2~3日おきに棒などを使いかき混ぜ、1ヶ月以上熟成させます。
※気候や保管状況で水分が蒸発して石けんが固くなることがあります。
その場合は、使いやすい固さになるように、お湯を加えて調整してください。
「10」
1ヶ月以上熟成させ、完成したらペットボトル等に小分けにしておくと、使いやすいでしょう。
※洗濯などに使用する場合、軽く泡立つ程度で十分に汚れが落ちます。
【ポイント】
- お湯を加える際に、鍋等で加熱しながら行うと、さらに透明度の高い液体石けんを作ることができます。
- 石けんの柔らかさは、加えるお湯の量で調整が可能です(お湯が多いとさらさらの液体石けんになります。上記の分量の場合、とろみのある液体石けんになります)。
- 作りたての石けんはアルカリ性が強いので、必ず1ヶ月以上熟成させてから使用しましょう(「10」の工程)。
- 石けんに加えるお湯は、軟水を使ってください。ミネラル分の多い硬水を使うとカセイソーダと反応して石けんが白く濁ることがあります。
株式会社EM研究機構 様より許諾を得て、転載および引用しております。